精子が少ないと不妊になることはよく知られていますが、精子の数が正常値を超えると不妊になることもあります。これは主に精子の質の問題です。臨床所見精子増多症患者の精子の生存率は低くて、活働力は差あるいは奇形率は高くて、形態は小さいです。精子が多すぎて詰まっていると、子宮頸部や子宮から卵管へのアクセスが悪くなるだけでなく、精子が多すぎるとホルモンバランスが崩れて、精子の数が多くても質がよくない場合もあります。これが男性不妊の原因にもなります。